今、仏さまの声に支えられ、導かれて…
大阪府四條畷市の北東部、山手に広がる住宅街に建つ、小さな小さなお寺。
浄土真宗・親鸞聖人のみ教えを、さまざまな方々とご一緒に聞かせていただく道場です。
1980年に建立された、新しいお寺です。
古くからある、昔ながらの大きなお寺とは、また違った雰囲気でありますが、各法要・法座には、多くの方がお参りくださいます。ぜひ、お念珠一つお持ちいただき、おいでください。お待ちしております。
また、各ご家庭にて、ご法事等のお勤めをご検討の際には、お気兼ねなく、ご相談ください。
「わたしは幸せである」
(相応部「多娘経」)
ある日のお釈迦さまとバラモンの会話。
森で瞑想をするお釈迦さまに、あるバラモンが出会いました。お釈迦さまをはじめとする出家者たちは,生産活動を放棄する三衣一鉢…すなわち身にまとう三種の衣と托鉢用の器といった最低限のものしか持たない無一文者です。
一方、このバラモンは土地を耕作し、家族を持つ者です。森に来た理由も、家畜にしている、逃げた14頭の牡牛を探しに来てのことでした。
身一つで瞑想をするお釈迦さまを見て、バラモンは「14頭の牡牛を失うことがないこの修行者は幸せである」、「畑が不作になる心配がない」、「夫を亡くして、子供を連れて家に戻ってきた娘がいない」など、その時バラモンが抱えている7つの悩みを伝え、それに対して、一人瞑想に専心するお釈迦さまは幸せであると語りかけます。
お釈迦さまは、「バラモンよ、確かに14頭の牡牛を6日間見失うことがない。わたしは幸せである」などと、バラモンがあげた7つの事柄を一つずつあげては、そうした苦悩、不安のないことをもって、「わたしは幸せである」と詩をもって答えます。
バラモンはこれを聞いて喜び、お釈迦さまのもとで出家し、後に悟りを開かれたといわれています。
「わたしは幸せである」というお釈迦さまの応答について…。
誰しもが日常の中で、今の生活のために、あるいは将来のために、仕事を持ち、あるいは勉強をしています。家庭や友人、様々な人間関係を持ち、その中で時に喜んだり、満たされたり、あるいは傷ついたり、傷つけたりしながら日々を生きています。それがわたしたちの生活であり、その日常こそが「わたし」だともいえます。
しかし、その日常の中でわたしが求めているものは、誰かからの評価であったり、人間関係であったり、本来は自分の力だけではどうにもならないものであったりします。他者との関係だけでなく、自分の健康でさえ、わたし自身では、本当はどうにもならないことです。
今、「わたしは幸せ」と言えるとしたら、どのようなあり方を言うのでしょうか。
あるいは10年後、20年後に生きていたら、わたし自身はどのような人間でありたいのか。そのために今何ができるのか、したいのか…。
身一つのお釈迦さまによる「わたしは幸せである」という言葉は、バラモンにとってそのような問いかけであったのかもしれません。
「世間的なことでは
心の底から満足できない
そういうものが人間にはある」
米沢英雄師
およそ半世紀を経ても色あせない鋭さと深さを感じさせてくださる、福井県の医師、米沢英雄先生の言葉です。米沢先生をも超えて包む、人間の心底を見きわめた仏知見の言葉でしょう。
「思い通りにならないから苦しいが、思い通りになれば…」と信じて疑わないのが私ですが、「我欲を満たすだけならば、たとえ思い通りになっても真の満足にはならない」と、私以上に私を知りとおす智慧こそが仏なのでしょう。
かつて林暁宇先生や谷田暁峯先生のもとで、一緒に聴聞していた、滋賀県長浜のご婦人方がおられました。皆でご来聴くださった時のことです。お誘いを受けて、泊まっておられた詰所を訪ねると、卓上には缶ビール、手作りのつくだ煮や漬物、山菜の煮物、さらに買い求めてくださったのであろう品々が所狭しと並べられていました。卓上を眺めながら、その長浜の老媼が話し始めました。
「あなたは、若いからわからんやろうけど、戦中戦後は農村でも食べ物が足りなくて大変だったのですよ。少ないお米をかさ増しするために大根を混ぜて炊くの。けど、美味しくないし腹持ちが悪い。当時は若かったから、すぐにお腹が空く。だから、〈ああ、白いご飯をお腹いっぱい食べられたら死んでもいい〉と、食事の度に思っていたのです。子どもを育て、農家を切り盛りして働いているうちに、豊かな時代になっていました。それで、ある時に気づいたのです。〈お腹いっぱい食べられたら死んでもいい〉と本気で思いこんでいた私が、好きなだけご飯をいただけるようになっても、毎日愚痴が出るのは何でだろう、と。〈死んでもいい〉どころではなく、文句が湧くのですよ。自分で自分がわからんようになりました。それからは〈私はどうなりたいのか〉を本気で如来さまに聞くようになったのです」と。
「自分で自分がわからんようになりました」。
実体験の説ならではの迫真の告白であり、これほど確かな目覚めはないとも響きました。
どうなっても満足できないわが身だからこそ、本願に聞き続けるほかに道無し。老媼のその態度決定から、仏法聴聞・法話は鑑賞でなく、物知りになることでもなく、また癒やしやこころのケアとも異なることをはっきりと教えられたご縁でした。
生活の安定を軽んじることなど、もちろんできません。ですが実現すれば当たり前になり、また粗が見えてくるのも事実です。
不思議なことですが、行き詰まりをこそ、「しらず、もとめざる」(『一念多念文意』)、未知で求めようのない真の満足との唯一の接点に転じてくださるのが本願力でしょう。
「わしゃなぁ、何でこんなに背の低い男に生まれたのか、何でこんなに厄介な病身になったのかと今でも思うとるんやぞ。だからこそ、本願に遇わんとたすからんのや」との林先生の仰せが今も聞こえます。
(東本願寺出版(大谷派)発行『今日のことば』より)
仏さまが私に語りかける時
https://youtu.be/XE9JvGgnMAQ?si=RGthxSiPddTP8haO
冬はどこにある?見えない冬の探し方
https://youtu.be/u1sMuZFZEX8?si=QtkZ7JVeEz6RJ5ot
南無阿弥陀仏の物語を聞く
https://youtu.be/Ox7Pn2s9nUA?si=dPRBfkXXhn-vHum5
仏さまのまなざしの中に生きる
https://m.youtube.com/watch?v=TSO7VToc12E
ごいっしょくださる阿弥陀さま
https://m.youtube.com/watch?v=s88vM0QTpG4
私が必ずしも正義ではない
https://m.youtube.com/watch?v=hcbEMyBZ3Fo
帰命尽十方無碍光如来①
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130101.m4a
帰命尽十方無碍光如来②
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130102.m4a
帰命尽十方無碍光如来③
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130103.m4a
帰命尽十方無碍光如来④
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130104.m4a
| 1月1日(木)午前9時より |
|---|
| 「元旦会」 |
| 1月18日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 1月24日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 2月5日(土)午後2時より |
| 伝道院布教大会 法話 中村啓誠師 渋谷弘泰師 古川奈都師 |
| 2月21日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 2月22日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」 講師 住職 |
| 3月15日(日)午後2時より |
| 「春季彼岸会」法話 中山裕介師 日影晃大師 |
| 3月21日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 3月22日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 4月19日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 4月26日(日)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 5月17日(日)中止 |
| 「正信偈講座」中止 |
| 5月31日(日)午後3時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 6月14日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 6月27日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』中止 |
| 7月5日(日)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 7月19日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 8月15日(土)中止 |
| 「歓喜会(盂蘭盆会)」 中止 |
| 9月5日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 9月6日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 9月21日(月)午後2時より |
| 「秋季彼岸会」 法話 石崎博叙師 |
| 10月10日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 10月12日(月)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 11月8日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
| 11月21日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 11月23日(月)午前10時より 午後2時より |
| 「報恩講」 法話 貴島信行師 |
| 12月5日(土)午後2時より |
| ステファンさんと『阿弥陀経』 |
| 12月20日(日)午後2時より |
| 「正信偈講座」講師 住職 |
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| 宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
|---|---|
| 寺院名 | 西善山 自然寺 |
| 住職 | 加藤真悟 |
| 住所 | 大阪府四條畷市岡山東3-8-6 |
| 電話・ファックス | 072-879-7970 080-6121-7032(住職直通) |
| その他 | 駐車場有4台 |
ご法事のご相談等は、お問い合わせフォームより、ご連絡くださいましても、対応させていただきます。