今、仏さまの声に支えられ、導かれて…

  • 仏さまの言葉に触れて…

  • 仏さまの眼差しの中で…

  • どなたさまでも、お気軽にお参りを…

大阪府四條畷市の北東部、山手に広がる住宅街に建つ、小さな小さなお寺。
浄土真宗・親鸞聖人のみ教えを、さまざまな方々とご一緒に聞かせていただく道場です。

住職より皆さまへ

1980年に建立された、新しいお寺です。
古くからある、昔ながらの大きなお寺とは、また違った雰囲気でありますが、各法要・法座には、多くの方がお参りくださいます。ぜひ、お念珠一つお持ちいただき、おいでください。お待ちしております。
また、各ご家庭にて、ご法事等のお勤めをご検討の際には、お気兼ねなく、ご相談ください。
                                     

今月のことば

「人間は我を知らず 
 我ほど知り難いものはないのである」
(高光大船師)

 今から40年近く前の夏、私は友人に誘われて、神戸でとあるワークショップに参加しました。アメリカからセラピストの先生が来て、3日間、おもしろい心理療法のグループワークをするというので、当時時間があった私は、何気なく参加することにしました。
 古びた旅館に、20代から40代の男女30人くらいの人が集いました。初対面の人ばかりです。最初に自己紹介をしました。企業で働いてる人、高校の先生、弁護士さん、お医者さん等、皆さん社会で活躍している人ばかりで、僧侶で暇な人は私くらいでした。
 その30人がどうするかというと、まず二人一組で向き合って座り、15の組になります。そして二人組の片方が、もう一人に向かって聞きます。「あなたは誰ですか?」
すると聞かれた相手は5分間、自分のことを話します。5分間たつと鐘が鳴って、今度は先ほど答えた人が相手に聞きます。「あなたは誰ですか?」
 これを1時間、交互に繰り返します。1時間たったら相手を変えます。そして同じように、5分ずつ交互に、「あなたは誰ですか?」と聞き、相手は答えます。そして1時間たったらまた新たな相手と向き合い「あなたは誰ですか?」と聞いていくのです。やったのはこれだけでした。
 初日は午前10時から夜10時まで、2日目は朝8時から夜10時まで、3日目は朝から午後5時まで、これだけを延々と続けました。
 最初は、「あなたは誰ですか?」と聞かれたら、「私は寺の住職です。広島から来ました」などと普通の自己紹介をして、1分程度で終わりました。あとは何を語っていくのか......。
「小学校の時、こんな先生がいました。中学の時、こんなクラブ活動をしました」などと、とにかく頭に浮かぶままに語り続けました。黙るとワークを指導する先生が、「すぐに語り続けなさい」と注意するのです。
 密閉された空間で3日間「あなたは誰ですか?」と問い詰められると、心の奥に秘めていたものがだんだんと出てくるようでした。1日目は温厚だったお医者さんが、2日目の午後になると泣き始めました。無意識層に閉じ込めてあった悲しみがこみあげてきたようです。また最初はとても知的で落ち着いた雰囲気だった学校の先生が、2日目の夕方には怒りに震えながら叫び始めました。こうやって心の奥にあるものを外に出していくのが、このワークショップの目的だったようです。
 そして3日目になると、みんながよく口にしたのが「寂しい」という言葉でした。「あなたは誰ですか?」と3日間も問われても、わからないのです。初めに自己紹介した時の参加者の医者や弁護士という肩書は、まんじゅうの表面の薄い皮のようなものです。中身は真っ黒な暗闇です。自分が何者かわからないまま打ち震えているのが、私たちの真のありさまだと、しみじみ思いました。
 誰もが、人生において一番大切で中心となる私というものがわかっていないのです。人間は我を知らず、また我ほど知り難いものはないのです。 でもその時私には、お念仏が出ました。「なまんだぶ、なまんだぶ」と。そうなんです。自分が誰であるのかわからないままの私をそのまま抱いていてくださるのが、阿弥陀仏なのです。
(『心に響くことば』より・本願寺出版社刊)

11月のカレンダー法話

「如来というのは 
 形ではないのです 
 声なのです
 なんまんだぶつという 
 声なのです
(霊山勝海師)

 「飾りじゃないのよ。アミダはマンマン」(※マンマンとはマンマンチャン、阿弥陀さまのこと)
 ある出版物の編集会議で、中森明菜が歌ったヒット曲をもじって私が提案したタイトルは見事にボツを喰らった。理由は、「その歌は四十年以上も前のものだから若い人には響かない」とのこと。それはそれで一理ある。
 「お仏壇に安置されている絵像や仏像が、私を救うわけではない。絵像や仏像は仏さまのお心をお姿に現したものなので、大切なものに変わりはない。しかし、本質は南無阿弥陀仏のお念仏が私を救うのだ」ということを表現していたんだけどな。
 親鸞聖人は『教行信証(行巻)』で、南無阿弥陀仏というお名前がどういうことを告げているか、精密な解釈を施されている。そして、「〈帰命〉は本願招喚の勅命なり」
と結ばれている。「招」とは招く。「喚」とは人に声をかける。「招喚」とは「招き喚ぶ」ということになる。これは、阿弥陀さまが浄土へ招き喚んでくださることを顕している。
 ところが親鸞聖人は、招喚を「まねきよばふ」と訓まれている。「まねきよばふ」とは「よび続ける」ということである。阿弥陀さまは、昼夜問わず私を喚び続けてくださるというのだ。どうして喚び続けるのか。それは私が欲望に振り回され、阿弥陀さまと反対の方を向いて逃げようとしているからに他ならない。
 先日、スマホを見ながら横断歩道を渡っている人がいた。車が来ていたので、とっさに「危ないですよ」と声を発したら、その方は我に返って渡りかけた歩道から引き返してきた。危ない時にメールを送っても遅い、光で警告しても気付くかわからない。急ぎではない返信を待つならメールでもいいが、急ぎなら電話。着信が鳴り続けると「重要なことかな。急ぎのことかな」と自覚する。いろいろな手段がある中、声や音は強いと思った。そして、南無阿弥陀仏という声でなくてはならなかったということは、急ぎということだ。間に合わないものを間に合わせるために、声でなくてはならなかったのだ。
 私が口で「南無阿弥陀仏」と称えれば、耳に「南無阿弥陀仏」と聞こえる。自分が称えているのに、自分が聞いている。「われよくなんぢを護らんと、私とご一緒して護ってくださる阿弥陀さまの喚び声と「ありがとうございます」と応答する私の声が、一つに溶け合って響いているのだ。
 「必ず救うから大丈夫だよ」という阿弥陀さまの言葉が私の心に反射した心が信心であり、その心が口からこぼれ出るのがお念仏なのだ。
 南無阿弥陀仏は飾りじゃないのだ。形じゃないのだ。そして大切なのは、常に私を呼び続けている如来(阿弥陀さま)の声に気付くことなのだ。
(『心に響くことば』より・本願寺出版社刊)

住職ウェブ法話

仏さまが私に語りかける時
https://youtu.be/XE9JvGgnMAQ?si=RGthxSiPddTP8haO

冬はどこにある?見えない冬の探し方
https://youtu.be/u1sMuZFZEX8?si=QtkZ7JVeEz6RJ5ot

南無阿弥陀仏の物語を聞く
https://youtu.be/Ox7Pn2s9nUA?si=dPRBfkXXhn-vHum5

仏さまのまなざしの中に生きる
https://m.youtube.com/watch?v=TSO7VToc12E

ごいっしょくださる阿弥陀さま
https://m.youtube.com/watch?v=s88vM0QTpG4

私が必ずしも正義ではない
https://m.youtube.com/watch?v=hcbEMyBZ3Fo

帰命尽十方無碍光如来①
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130101.m4a

帰命尽十方無碍光如来②
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130102.m4a

帰命尽十方無碍光如来③
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130103.m4a

帰命尽十方無碍光如来④
https://www.kitamido.or.jp/wp-content/uploads/m4a/130104.m4a

2026年 自然寺法要・法座・行事予定

1月1日(木)午前9時より
「元旦会」
1月18日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
1月24日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
2月5日(土)午後2時より
伝道院布教大会 法話 中村啓誠師 渋谷弘泰師 古川奈都師
2月21日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
2月22日(日)午後2時より
「正信偈講座」 講師 住職
3月15日(日)午後2時より
「春季彼岸会」法話 中山裕介師 日影晃大師
3月21日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
3月22日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
4月19日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
4月26日(日)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
5月17日(日)中止
「正信偈講座」中止
5月31日(日)午後3時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
6月14日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
6月27日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』中止
7月5日(日)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
7月19日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
8月15日(土)中止
「歓喜会(盂蘭盆会)」 中止
9月5日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
9月6日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
9月21日(月)午後2時より
「秋季彼岸会」 法話 石崎博叙師
10月10日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
10月12日(月)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
11月8日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職
11月21日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
11月23日(月)午前10時より
午後2時より
「報恩講」 法話 貴島信行師
12月5日(土)午後2時より
ステファンさんと『阿弥陀経』
12月20日(日)午後2時より
「正信偈講座」講師 住職

お知らせ

※携帯電話、スマートフォンにてご覧の方へ…「ご法事のご準備と進行」につきましては、トップページ一番上の茶色のバー「≫」を押していただきますと、表示いたします。

自然寺概要

宗派浄土真宗本願寺派
寺院名西善山 自然寺
住職加藤真悟
住所大阪府四條畷市岡山東3-8-6
電話・ファックス072-879-7970
080-6121-7032(住職直通)
その他駐車場有4台

ご法事のご相談等は、お問い合わせフォームより、ご連絡くださいましても、対応させていただきます。

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